これからの予定です。
まずは3月2日(火)から3月13日(日)の「2番目の夢」。
ままごと森さん、猫の額雑貨店さんとご一緒させていただきます。
営業時間は雑貨店カナリヤさんブログでご確認ください。
2番目の夢は、叶いやすいのだそうです。
私の、あなたの、2番目の夢は何ですか。
次に6月19日(土)開催のドールワールドフェスティバルです。
無事に開催できるよう願います。
オビツ11の服が着れるであろう「珠世」もこちらでお披露目予定です。
これからの予定です。
まずは3月2日(火)から3月13日(日)の「2番目の夢」。
ままごと森さん、猫の額雑貨店さんとご一緒させていただきます。
営業時間は雑貨店カナリヤさんブログでご確認ください。
2番目の夢は、叶いやすいのだそうです。
私の、あなたの、2番目の夢は何ですか。
次に6月19日(土)開催のドールワールドフェスティバルです。
無事に開催できるよう願います。
オビツ11の服が着れるであろう「珠世」もこちらでお披露目予定です。
小さな人形を作る時はいつでも真剣です。
心を込めるとはこういうことか、と何度思ったことでしょう。
可愛くなれ、と願いながら作ります。
素焼き前のグリーンウエアをクリーニングする際には集中するために、耳の奥深くまで耳栓を突っ込んで音のない世界で作業します。目と電灯とグリーンウエアの距離はそれぞれ10センチくらいでしょうか。緊張しますし疲れるので一気にたくさんは出来ません。
そんな時には息抜きを。
それが先日触れた〇〇ロ。
確かに原型と石膏型を作った時は真剣でした。
上手く出来ますようにと願いを込めて作っていました。
ところが、鋳込みの段階でそれは変わります。
処分に困ったリサイクルスリップを使うので薄く鋳込む必要はありません。むしろ分厚いほうが早くなくなるかも、と期待します。それをかなり濃い目にして鋳込むのでとてもいい感じで抜けてしまいます。
1つヘッドをクリーニングする度に一つ〇〇ロを鋳込む。
そんなことを繰り返したたら滅多矢鱈と出来てしまった。
もちろん、素焼きで完成のつもりですし、丁寧なことは何もしません。
ポコポコ、ポコポコ無心で抜いていきます。
小さい人形を素焼きするの〇〇ロもついでに。
まだリサイクルスリップはあるのでまだ鋳込む…。
その結果こんなに出来てしまいました。
ちょっと雛罌粟人形堂のイメージが悪くなりそうなのでモザイクぼかし入り。
さずがにこれだけあると困ります。
そもそもの目的の外の植木鉢云々はもうしません。
身内に、畑に2,3個置いてみません?と提案したら笑っていましたが…。
それにもっと困ったのが、これだけあるのにまだ作りたい事と、これから数が減るのが嫌だな、と思い始めてる事。
リサイクルスリップの残りであといくつできるでしょう。
意外に石膏型は持ちそうですし、20個はいけるのではないでしょうか。
心はないつもりです、でもこの執着。
すでに心は持っていかれているのでしょうか。
そしてどうするこのドクロ。
オリジナルビスクドールの作り方は基本的にはサイズ関係ないようです。
粘土で原型を作り、石膏でモールドを作る。ポーセリンスリップで鋳込んでクリーニング後、素焼きし磨いて本焼成。その後ペイントを重ねて焼き付け組み立てる。
ざっと書くと特別なことは確かに何もありませんが、実際に作るとなると、一つ一つに「より容易に思うような小さな人形を作る」為のアイデアを盛り込んでいます。
まず原型。
粘土一つにしても「盛りたい」「削りたい」「両方」とその人の作りやすさがあります。
オーブン粘土でも削りやすい、盛りやすいとそれぞれ特徴があります。求める作業性のために混ぜてみるのもなかなか奥が深い。手に入れやすい粘土を試して今はFIMOに落ち着いています。その他のオーブン年度についてはまたいつか。FIMOは私にはかなり使いやすく、お陰で手足も5本指で可愛く作る取っておきの方法を実現できました。
次に石膏型。
これは私が特に苦労した分野なので語ると鬱陶しいくらいに語りたいのでグッと抑えて。
鋳込みの際に、何故か同じ場所だけ剥がれてしまう(石膏型にスリップがこびりつく)のが不思議でしたが、夥しい失敗の結果、原因がわかったらあまりのしょうもなさにがっくり膝をついてしまいそうでした。「そんなこと誰も教えてくれない…」と甘えたことを考えたけれど、少し考えたらわかることわざわざ教えないか、と世の無料情報に改めて敬意を払うのでした。
鋳込みについてはかなり自信がつきました。
なんてことない「技」を積み重ねて、今では細かな指も折らずに抜けます。
…延々と語りたくなってきたので、またの機会にさせていただきますが、小さい物限定ですが作り方には自信があります。
いつか作れなくなってしまう前に、作り方を書き留めておきたいので本を出そう!という話ですが、眠くなったので明日以降に続きます。
人形教室は開店休業中です。
せっかくあと少しのところまで作ってこられたのになんとも口惜しいですが、電車を乗り継いで来ていただく訳ですから「ぜひお越し下さい」とは言えません。一日も早くなんの心配もなく往来できるようになることを願って止みません。
私にとっても人形教室はとても良い効果があります。
何よりモチベーションがぐぐっと上がります。生徒さんの手から生み出されるなんとも可愛い人形たちを見ていると、私も可愛いの作りたい!とうずうずしてきます。
人形教室の生徒さんの人形は得てして指導者の作風に似ると思います。確かに作り方が同じなのでその傾向はあると思うのですが、それでも、その方しか作れない人形が形になっていくのを拝見すると、心躍って早く完成品を見たい気持ちが抑えられません。それだけに今なんともじれったい思いです。
もう一つ、人に説明する事で漫然と作業していたことがはっきりするので、ぼんやりしがちな私にはとてもありがたいです。
手順一つにしても「生徒さんに説明するならなんと言おう」と考えるので、「なんとなく」がなくなりました。
そして、より効率良く作れるように段取りできるようにもなりました。そしてその結果、作業場所の汚染が減りました!これはとても大きな効果です。私は「片付けなくてはいけない」ストレスに弱いので、そもそもそんなに汚れなかったらイイじゃない!
人形教室ではわざわざ来ていただいていますしそれに見合うものを提供したいと考えています。今、こうして移動がままならない世情で開店休業ですが、その間にも新しい工夫をしてより楽しい人形作りを追求しています。来ていただいてご満足いただけるように、特別な人形を比較的容易に作れるようにお手伝い出来ればと思います。
小さな自分だけの人形を作る喜びを共有できる皆様との再会と、出会いを心待ちにしています。
☆心のどこかに留め置いてくださったら幸いです。
雛罌粟人形堂・人形教室(←人形人形くどいので、なんか格好イイ名前ないか考え中!)
内容:10センチ以下のオリジナルビスクドール制作。
開催日:毎週木曜日10時〜13時、14時〜17時(←期間限定で土日に開催することも画策しています)
レッスン料:4,000円
場所:東京都世田谷区三軒茶屋付近
☆猫がいますのでアレルギーがある方や苦手な方はご遠慮ください、また、強い香料は苦手なのでお使いの方はレッスン日にはご配慮ください。
小さい人形に特化するんだと言っておきながら。
数年前に作り始めて本焼成までしたものの、1体だけペイントして放置してきたのがこちら。
「珠世」12.5センチ。
衣装持ちにさせたい、と作るにしても買うにしても手に入れやすそうなオビツ11の衣装が着られるように、とオビツ11を細かく採寸して参考に作りました。
ところが出来てみるとちょっと違う。
肩幅でしょうか、腰回りでしょうか、それとも座高?
こんなはずではと思う反面、あまり同じサイズではなんなので、むしろ違ってホッとするところもあります。
その珠世さん、長らく放置されていた理由の一つは、ペイントが濃いというかケバいからです。
なんでこんなにしてしまったか、当時の心境は覚えていないのでなんともわかりませんが、今一つ好きになれず。
もっとナチュラルメイクにすれば男の子スタイルも似合うでしょう。
もう一つの理由が、ヘッドの焼成に失敗したからです。
いくら焼いても表面に白いそばかすのようなものが出てしまい、何回も計20個近く焼きましたが全部ボツです。
今では問題は解消しているので、前に進むことにします。
きっと可愛くなる珠世、6月までには完成しますのでお手元にお一ついかがでしょう?
ビスクドールの鋳込みでは、中空にするために余分なポーセリンスリップを排出します。
小さい型ならほとんど排泥せずに済みますし、むしろ少しでも中身が詰まっててほしいことのほうが多いですので、排出するスリップはほとんどありません。
それでもバリの処理やテストショットを溶かしたものなど、長年溜めてきたリサイクルスリップは結構な量になります。捨てるのも大変なので何とかしたいと思いつつ放置してきました。
しかし、今年の私はちょっと違うんだぜ、と以前から温めてきた構想を実行に移しました。
何が混じってるかわからないリサイクルスリップですから、人形には使えません。
最初は植木鉢を作ろうと考えていたのですが、大きな型を作るのが億劫であえなく没。その次はレンガ的なものを焼いてガーデニング的に使おうと思いついたものの、ポーセリンスリップは中空にするのに向いていて、ブロック状にするにはそれなりの工夫が必要そうで即ヤメ。
そして作った念願の〇〇ロの原型。
小さいとたくさん抜くのが面倒臭いので1/6サイズで。
石膏型は5分割にしました。
これを植木鉢に乗せたら面白いだろうな、とちょっと悪趣味ですが楽しみです。
それを今週、せっせと鋳込んでは抜いています。
乾燥しているので次々抜けるし、かなり濃度高めのリサイクルスリップはまたまた驚くほど抜けが良いです。
スリップにも抜けやすい濃度があるようです。きっと皿などは高めでドールには低めが適しているんだろうな、と推測。
さて、その〇〇ロですが、もう25個もグリーンウエアが出来てしまいました。
石膏型がどこまで保つか分かりませんが、リサイクルスリップはこの調子だとあと少なくとも50個分くらいあります。
初めはポコポコ抜けて楽しかったのに、こうズラリと並ぶとちょっとキモイというか、「こんなん植木鉢ゴロゴロ置いてある家ってなんか嫌」と思うようになってきました。
他のリサイクルスリップの使い道を思いつくまで漫然と鋳込み続けそうですが、そうならないよう早急に考えねばならないようにと思う割には溜まる楽しさも捨てがたい…。
子どもの頃は両親が作ってくれたドールハウスでいつも遊んでいました。
段ボール製ですが、赤い屋根におしゃれな壁紙。それにスイッチで電気が点いて(電池ボックス入れの屋根裏もありました)、かまぼこ板で作ってくれたベッドやソファに机。市販のミニチュアセットも加えて飽くことなく遊び続けました。お人形ももちろん親の手作りでした。
すっかり大人になってから、デアゴスティーニのドールハウスキットを買ったものの10回程度で自分には無理だな、と悟りました。随分経ってから完成された方の作品を拝見したら、それはそれは素晴らしく続けなかったことを後悔した半面、その大きさにやはり無理だな、と思ったものです。
それからまた年月が経ち、「ドールハウスほしい、でも置く場所ない、でもいつかほしい」と夢見るばかりでほぼ諦めていました。
「いつか」とよく口にしますが、「いつか」なんて日は来ないんだ、といつも自分に言い聞かせています。「いつかドールハウスを手に入れよう」と思い続けてきたけれど、その「いつか」はいつでしょう?
昨夏は高齢で慢性病のペットの具合が悪くなり、いつお別れするかと毎日ハラハラしていました(持ち直して今も一緒に寝ています♥)。したくないけど死を意識し、メメントモリってこういうことなのかな、などと考えたりしていく内に、自分だってあと何十年かしたら確実に死ぬのにやりたいことやらずに後悔しないのか、「いつか」を空想するだけで良いのか、と思うようになりました。
かなり前ですが、自分が死ぬ夢を見たことがあります。
その時、必死になって鉛筆を探していました。
やり残したことを書き留める為に鉛筆を探していたのです。
でも、見つからなくて、間に合わなくて、とてもとても悲しかった。
ドールハウスだけではありません。
終わりの時に鉛筆を探さなくて済むように、体力と時間と財力がある内に、「いつか」しようと思ってたことは全部しなくては!と決意しました。その為にも、健康で、楽しく、効率よく作業を出来るように、精進していこうと思います。
身体を動かして、ストレスなく作業できるように環境を整えて、自分に必要なものが何か精査して取捨して。
その時だけではなく常に自分を幸せにすることを実行する。
このブログを書くのも私的メメントモリの一環と言えるかもしれません。
四十にして惑わず、と言いますが、少し遅れたけどもう迷うものか。
元気な内にやりたいことは全部やるのだ。
ちなみにドールハウスは「魔女の家」。
見習い魔女のお嬢さん方がシェアハウスしてる風にしたいと妄想中。
一気に大きいハウスは作れないけど、たくさんほしい。
なので6畳の部屋を重ねるようなものが作りたいです。
スタッキングしてどんどん増やしていくような。
そうした時、設定として「完全に1/12サイズの世界」か「床下の小人的人間との共存」か迷うところです。あぁ楽しい。
魔女の家には色々変わったものがあるのですが、絶対欲しいのがナマズ。ナマズを1/12サイズで作るか、ナマズの代わりにウーパールーパーにするか。悩ましいところです。
あぁ、楽しい。
※夢の話ですが、私、死後は地獄に向かってました。肉を重ねた壁の円筒状の深い穴に透明なゼリーが満たされていて、そこを何者かに押さえつけられてどこまでも沈められていました。音は雑音が重なり合って悲鳴になってる、という恐ろしい内容でした。
もう人に言ったから正夢にならないんだぞー。
小さい人形が好きだし、そもそも大きい人形を作る理由がないので小さいものばかり作っていますが、かつてはこんなのも作りました。
左から、蜂蜜、ナツメ、ひまわり。
少し大きくなると布の由度が増し、衣装も多少は作りやすい。
小さいから出来ないと言い訳をしたくはありませんが、実際サイズの壁で出来ないこともあります。
大きめのイイネ、よし大きいのに挑戦するぞ!と意気込んだこともありましたが、それほど何でも出来る訳ではないので、「雛罌粟人形堂はミニチュア」として特化していこうと決めたのはいつでしたっけ。
しかし、ミニチュアギルドショーに出展することになり、素晴らしい1/12サイズのミニチュアに囲まれてドールハウス熱が再び燃え上がり「いずれはドールハウスを」と思うようになりました。
そうなると1/12のドールも欲しい。
でもミニチュアに特化するんだと決めたし、と傍から見たら全くどうでも良さそうなことに悩みつつ、1/12のこんな子も作りました。
手足が少し小さくて好みじゃないので放置してます。
ミニチュアサイズと言えばそうなのですが、私が好きなのはもっと小さいのですし、これからこのサイズで作ることはあるのか。
またどうでも良いことを延々考えていましたが、心の声は「ドールハウスがほしい。ほしいったらほしい!」。
そしてドールハウスにはドールハウスズドールがほしい!
お正月にぼんやりのんびり妄想しながらドールハウスのテーマも決めました。
何年か計画で、私だけのドールハウスで楽しそうに暮らす人形を作っていきことにしました。
雛罌粟人形堂は「とても小さな人形と1/12サイズの人形に特化するんだ、と再度決意した」ことを、忘れないように書いておきます。
ティンケースに入れた過去作の原型。
あなたは一体誰ですか?
「黒豆」とケースには書いてありますが、そんな子作ったかな?
足先が破損してる。
オリーブと思ってこの型がオリーブではなく、黒豆が改名してオリーブ?
過去の写真(このブログから)によると、やはり「黒豆」がオリーブ。
なら、下の写真の原型は?
分割線は引かれてるし、石膏も付着してる。
結構可愛い顔した君は誰?
気になるので心の余裕がある時に再度作ってみます。
使用粘土、手足の指、仕上げ方等から見て古いものではないのですが。
外付けハードディスクが壊れてびっくりですが、なんと外付けハードディスクは寿命が3〜5年ですと。
そんなの知らんしー、と呆然としてしまいました。
一生涯の写真を保存するつもりだったので、1テラの買っちゃったけど、まだ200ギガくらいしか使ってないよ。
一応DVD-ROMにもいくらかは保存してあるのもあるけど、それも一部見られない。
なんだよなんだよ、保存にはなにがいいんだよ、と調べたらM-DISCとやらが1000年保存できるらしい。
次に保存するときは君に決めたよ。
と次は決めたけど今の問題を解決するのにはどうしたら良いのだろう?
色々聞くとキーワードは「サルベージ」。
要はデータを復元してもらうのです。
ネットで検索して上の方に出てきたえらく自信ありげな会社に問い合わせしたら、取り敢えず見たげるから送ってみ、とのことでした。気になるお値段は5マン円から50マン円…。
いやいや、その開きはなんだ。
5万なら出せるけど、50万はちょっと無理。
でもデータは復元してほしい。
ま、取り敢えず送るわ、ということにしました。
そして見積もりは35万〜25万のAプランと25万〜18万のBプラン。
その違いは納期の速さとなんとか言ってたけど忘れました。
ゆっくりのBプランにしてもちょっと躊躇しました。
でもデータは復元してほしい。
値切らせてくれ、とお願いしたらドカーンと安くなってしまって拍子抜けしましたが、それでも高い授業料でした。
無事にほとんどのデータが復元できたそうですが、復元されたとは言っても順序良く並んでいる訳ではないので、これからゆっくり整理整頓していきます。インスタへの投稿もまだもう少し先になりそうです。
今回たくさんのことを学びました。
何より「データは消える」。
今手元にあるデータ、すぐに保存するよ…。
ハードディスクの中には、美しい美しい円型の鏡が2枚入っていましたとさ。