過去作を見るのは恥ずかしくもありますが、それ以上に愛しい気持ちが勝ります。今また同じものは作れないし、当時の原型を使って新たに作ればそれはそれで面白いかとは思いますが、それより新たな人形を作りたいと思うのです。
昨年12月、久しぶりにドールワールドリミテッドに出展した後の部屋の惨状にうんざりして部屋の収納を替えました。主に自作の木製ワゴン3つに箱を重ねて使っていましたが、箱がワゴンからはみ出て引っ掛かって壊れてきたことや、使いづらいと思いつつ放置してきた色々を一気に片付けました。紙箱をやめて無印の引き出しケースにしたら、ワゴンにきっちり嵌り引き出した時にグラグラしなくなったことと、箱ごと取り出さなくて良くなったことで使い勝手が格段に良くなりました。ただ、引き出した以前の紙箱より少し小さくなったので、レースやリボンを巻き直す必要がありました。それでも良く使うものをすぐ出る場所に出来て、箱の出し入れのストレスと出した箱を置いておくストレスが激減しました。木製ワゴンの他に、作業机回り、ベッド下、クローゼットなど何か所にも分けて材料道具を置いていて、今が一番使いやすくて意欲的に作業が出来ます。
過去に何度も何度も「心を入れ替える」と言ってきましたが、入れ替えた心が既に汚れてるから何も変わらないのが常でした。しかし今回は清い心に入れ替えることが出来たようで、一ヶ月以上経つというのに毎日作業しても寝る前には部屋がきれいです!整理整頓清掃万歳!これでバリバリ人形を作るぞ!やるぞー!と意気込んでずっと作業をした結果、首肩腰が痛くて椅子に座っていられない、となり、何事もほどほどにだな、と反省しました。
それでも、ローガンが進んできているし環境が良くなったので、出来るうちに小さい人形をどんどん作っていこうと思います。
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(などとぬかしてみましたが、なんと一年前に作って放置していました)
大福ちゃんから始まった雛罌粟人形堂作の人形を紹介していこう、とSDカードに保存した過去の写真を探すことになりましたが、難儀しています。
というのも、一昨年の年末「生涯の写真」と銘打った外付けハードディスクが破損していまい、何とか復元できたものの今までのように順序良くファイリングされている訳ではなく、アタリを付けては確認作業をしています。
そしてもう一つ、もっと前にCD-ROMに保存したデータが消えたこともあり、それも大半を復元できたもののすべてではなく撮影日時のデータが残っていません。
もっとサクサクッとご紹介する予定でしたが「そもそも私はいつ何を作ったんだろう」とちゃんと記録していなかったので、唯一の備忘録としてのこのブログを久しぶりにログインした次第です。
ざっと80種類(原型)を作っているようなので、記憶とブログを辿りつつ自分の成長と反省点を見つめていけたら良いな、と思います。
写真さがしの為にPCを開くことも増えるので、ブログも色々書いていく所存です。
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オビツ11サイズだからオビツの服の型紙を使えば良いのでは⁉と思われるかも知れませんが、最初の一着くらいはぴったりフィットの衣装がよろしいでしょう。
まずはアルミホイルを巻きつけマスキングテープを全面に貼り付けます。
これにマジックで線を引いて切り開き、紙に貼り付け、最終的に厚手のトレーシングペーパーに写します。
ピタッと決まるまでに何度も補正をするのも、面倒と言えば面倒ですが楽しい時間です。
上手くいけば新たに6体の珠世が生まれる予定です。
その為には手の石膏型を作らねばなりません。
たった一つの左手の為に…!
きっと指を追ってしまったんでしょうね、覚えてないけど。
なぜ折ってしまったのだ、私!
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誰が長女、次女、末娘、と想像するのも楽しい。
彼女達、今日西の地へ旅します。
お迎えされてほしい反面、帰ってきてほしい気持ちもあるけど、帰って来る頃には次の子に心は移ってるかも知れない。
帰って来るな。
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ところがこの幅のリボンは一種類だけ
これだけあっても使いたいものがない。
ありがたいことに、近所に手芸屋さんがあるので4ミリリボンを買ってきました。
やってみたかったビーズで帯留め。
帯は取り外せるのでその気になれば着せ替えも出来ます。
3センチの「福豆」、めちゃくちゃ可愛いです❤。
いつまでも小さな頭を撫でていたくなります。
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結局は85個も出来ました!
って、これは喜んでいいんだろうか。
出来た個数より、リサイクルスリップを使い切ったことが素晴らしい。
もう二度と溜めない。
85個のドクロちゃん、1つ1つは小さいので別に気になるようなものではないのですが、85個がそこらにあるとちょっと鬱陶しい。素焼きなのでこわれてはいけないしそこそこ丁重に扱ってあげているので、ヒジョーに邪魔。きっと私に愛されることなくいつかは〇〇線の線路脇に並べるんじゃないか、とか考えています。
そんな不遇なドクロちゃんですが、作る過程で学ぶことは多かったです。
まずはスリップの濃度について。
いつもは小さいので排泥を考えずにやってきましたが、今回「スリップが濃ければ濃いほど抜きやすい」と知りました。そして「スポスポ抜ける石膏型の湿り具合」と「これは抜けない湿り具合」を把握しました。違うんですよ、しっとり感が。
それと、石膏型の耐久性について考えさせられました。
いつもは「あまり一気に抜き過ぎると方が痛むし、上手く抜けなくなると」思っていました。それがどうなの今回のこのスポスポ。
小さい型とはまた違ってきますが、スリップの濃度の影響の大きさを知りました。
某社のスリップはベタついて上手く抜けない、と教えていただき実際やってみると全くその通りだと思っていましたが、今回戯れにドクロ型で抜いてみると、「濃度が高いと抜きやすい」ことがわかりました。皿とビスクドールなどの用途の違いでしょうか。
違う種類のスリップに色付けするには何が良いか、の答えも出ました。
石膏型にはアクリル絵の具が良いことは実証済みですが、スリップはこれというものがありませんでした。それがこの度たまたま持ってた「みやこ染め」で解決しました。食紅などより少量で色がつくし、気泡や焼成にも勿論影響は全くありません。
石膏型やスリップに色を付ける利点は「石膏型の場合は、鋳込んだグリーンウェアに混入していたらすぐわかる」。これは侮れません。結構混じってるんですね。もう一つは「一度にたくさんの型を作った場合に判別しやすい」。私は概ね複数の型を一度に作るので間違えないのはとても快適です。
どんなことにも通じることですが、漫然とやっていては自分の劣化コピーにしかならないのです。
常に「お手本を見る」か、常に「トライアル&エラー」かによって満足度は違ってくるでしょう。私はトライアル&エラーが好みですし、結果でかではなく経過を大切にしたいです。
沈黙していた期間も何もしていなかった訳ではありません。
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見れば見るほど可愛い。
この状態も可愛いけど(今月新たにたくさん鋳込んじゃいましたよ!)胴体とグラスアイのが見てみたい!
と、手足を伸ばしてヘッドを切り離し、胴体を作りました。
ただし、脚はどっか飛んで行ったので新たに作り直しましたが。
おおお、私好み…!
実際の市松人形とは違いますが、以前浅草橋で拝見した市松人形を見た時の感激を思い出しながら作りました。
着物はリバティプリントを。
かなり前に「茜ちゃん」という人形を作った時もリバティで着物を作りました。出来ることなら絹で作りたかったのですが、ちりめんは厚みがあるし、羽二重は縫ってると織が寄ってしまうしそもそも無地。染色した布に刺繍を試しにやったところ、予想以上にショボかったので止めました。
上の写真の右の生地はリバティではないかも。ユザのカットクロスの中にあった割には薄くて柄もそれっぽいから多分そうかな、と思っていましたが、縫っているとどうも手触りが違う。まぁ、なんだって良いのですが、リバティの縫いやすさは素晴らしいです。私、高額宝くじが当たったら、ルータービットを100本買うつもりですが、リバティの小さい柄も全部1メートルずつ買っちゃおうかな。
さてさて、胴体とグラスアイを手に入れた「福豆」ちゃんたち、こんな着物姿になりました。
比べると髪の色が微妙に違うんですね。
だから何?でも作ってる私が楽しいから良いのだ。
黄色い刺繍糸は襟先に刺して身八つ口を通して胴をぐるぐる巻きにします。ずれないようにね。
リボンを帯にしてビーズを帯留めに。
ワンタッチ帯なので、その気になったらいつでも脱がせられます。
3センチの「福豆」、そうそうどこでもあるようなものではありませんよ!
「二番目の夢」を見に来てください。
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続々と作品が出来ております。
まずは「ライチ」初めはミモザとかなんとかいう名前にするつもりでしたが、ミモザのフワフワした花のイメージとはかけ離れてきたので「ライチ」にしました。ゴツゴツした皮をむいたら現れる甘くてジューシーなライチの実のような、一見強気でも実は超スイートなお人形が出来ました。
いやね、原型を作ってる時から可愛いと思っていましたが、ここまで可愛くなるとは。
それぞれ個性が出ているようですが、皆共通して悪いことがしたくてたまらないに違いありません。
私が苦労して、そう、一着につき3時間もかけたドレスを脱ぎ捨ててどこかへ隠れようと画策しているかもしれません。
苦労して作った縁取りなんてすぐに破いてしまいそうです。
ちょっとやんちゃなお嬢様方といったところでしょうか。
おパンティは履いていませんが、すべて着脱できます。
ボンネットのリボンを結ぶ際は、お嬢様が「ぎえぇぇ」とおっしゃるくらいに強く引き締めて、ピンを刺して蝶結びにすると良いでしょう。
ドレスのボタンはピンセットで比較的簡単に掛け外しできます。
ヌーディでべびたんなライチもお見せしたいところです。
あぁ、でもこんなお嬢様な感じ、かなり好きなのでこのままでお楽しみください。
いつもの自画自賛ですが、こんな小さくて可愛い人形どこにでもあるわけではありません。
こんなご時世ですが、実物をぜひともご覧いただきたいものです。
]]>2回で済ませられたら、と目論んでいましたが、朱が薄いので「もっと朱くよ!」となりました。
1つは左耳がなかったのでわたくしの掃除の神様になりました。
ご利益ありますように。
お尻プリッ。
焼き上がりました。
1つ足りないのは、取り出す際に窯に落としてしまったから。冷めてから取り出します。
どれも可愛い顔をしているのですが、私は肉眼では見えません。
カナリヤさんにはルーペも送らねばなりませんね。
3月2日からの「2番目の夢」にて展示販売します。
お手頃価格(当社比)でご提供しますので、ぜひ連れてお帰りください。
なくさないでね。
ほんと可愛いので、次はもう1ミリ小さいのに挑戦したいものです。
さて、絵付けが終わったので全て片付けて、明日からは組み立てと衣装、ウイッグです。
新しいことやってみたいけど、上手く出来るかな。
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毒々しい化粧を施されたデコライティブでゴージャスな人形が欲しい、と思って作り始めたんだと思います。
しかしながら石膏型で躓いて何とか1体分だけビスクに出来たものの、絵付けの途中で放置、いえ放棄していました。
やはりバランスの悪さが原因でしょうか。
なんかね、違うんですよ。
顔そのものは嫌いではないし、オバサンっぽいとか言われたら「うちの可愛い子に何言ってんの!」と怒るくらいの愛着はあります。でもバランスが悪い。
それがですね、戯れに珠世ちゃんのお顔を合わせてみたら…!
シンデレラフィット?
良いじゃないの!これ!ケバい珠世ちゃんのヘッド乗せたらちょうど良くない!?
と小躍りしたけど、よく見たら首の凹凸が、全く、全く合ってない。
あらやだ。
一時過ぎて冷静になって頭整理しました。
珠世ちゃんに合うように「迷子の毒苺ちゃん」ボディの型を作り直して(脚ももう少し華奢に作り直そうかな)、珠世ちゃんの頭部の受けを調節したヘッドを作ろう。そして今度こそシンデレラフィットにする。そして、迷子の毒苺ちゃんにはもう少しふくよかなボディを作ってあげよう。
「雛罌粟人形堂は小さな人形に特化する」とか言いましたよね。
まだまだこれも小さい範疇に入れておきましょう。
こちらはドールワールドフェスティバルでお目見え出来れば良いですね。
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こちらの小さい方を出品します。
作りかけ。
小さくて米粒みたいですが、ジャポニカ米にはちと大きい。
以前の私なら「たいまいちゃん」とか名付けてたでしょうが、最近の私は一味違う。
名付けて「掃除の神様」。
なんで?と思われるでしょうからご説明を。
こちらは小さいですが、箱に入れて飾ったりせずその辺に出しっぱなしにしておいていただきたい。
摘まみ上げて見てはゴニョゴニョと会話をして、またそっと戻しておく。
そんな付き合い方をしていただきたいと思います。
きっとあなた様のお気に入りになるはずです。
気に入っていつも見ているようなものに限って、なぜか急になくなったりするんですよね。
これも小さいからちょっとしたことでどこかへ飛んで行ってしまいます。
語るも涙ですが、わたくしも何度も小さな腕やら脚やらを吹っ飛ばして紛失しています。
でも、そんな時でもお部屋が整理整頓清掃されていたらすぐ見つけられます!
そう、「掃除の神様」をなくさない為、なくしてもすぐ見付ける為に部屋は片付けられていくでしょう!
あぁ「しょうもない」なんておっしゃらないで。
大阪でお持ち帰りされてしまうことを楽しみにしていますから。
睫毛を描くつもりですが、漫画の顔が青ざめる表現になってますね。
やだやだ。
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もっとも、殆どの物は一度使って役目は果たしたと考え処分します。問題は「同じものがたくさんある」状態。一気に手に入る場合や、定期的に買うものだったり。要らないのですが、捨てがたい。かつてテレビで拝見した、剥製を作られる方がお弁当か何かのプラパックを堆く積まれていて、それを「〇〇するのに重宝してる」と語られる姿に憧憬の念を抱きました。
使えるならなぁ。
今後どんどん増えていく予定のコレ、今私の心をつかんで離さないコレ。
洗っている際に閃きました!
「小さなおじさんのお風呂にしたい!」
そうなると妄想加速します。
お風呂に入るおじさん。美女でも子供でもなくおじさん。ビールなんか持ってたりして、楽しそうにお風呂に入ってる小さなおじさん。少しお腹が出ててさえないけど人生エンジョイ中なおじさん。
さて、どう作りましょうか。
6〜7頭身くらいで、膝と肘は動かしたい。手首足首は動かない方が良いな。背中を曲げられるように胸部に関節入れようか。髪は貼り付け?実際水を入れて遊べたら楽しそうだしモールドヘア?むむっ、おじさんの股間はどう表現する!?
などなど浸ってみましたが、一番の問題は素材。
遊びで作ってみたいだけなので、ビスクは手間が掛かるし嫌だし、質感も求めてるものとは違う。もっと気楽に作りたい。
しかし、これから容器が増えていくことを考えたら型抜きできた方が良い。シリコーンで型取りしてレジンキャスト?レジンキャストだったら関節どうつなぐの?塗装したくないけど気泡が出来たら埋められる?ほかの素材は?
レジンキャストは私の知識と技術では気軽に出来そうにありません。ならば石膏型を作って石粉粘土で作るのが理にかなっていそうです。水を入れて遊ぶのは出来なくなりますが、妄想だけで終わらせない為にはそれが一番のようです。
お風呂おじさん、作れるでしょうか!?
遠くない将来、お風呂おじさんに会いたいなぁ。
あれ?
珠世ちゃんでもイケる?
ダメダメ、おじさんでないと!
いやね、読み返して思ったんですけどね。
?捨てれば良いじゃない。
?なんで容器が増えた分おじさんも増やすの?
なんででしょうねぇ。
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まずは3月2日(火)から3月13日(日)の「2番目の夢」。
ままごと森さん、猫の額雑貨店さんとご一緒させていただきます。
営業時間は雑貨店カナリヤさんブログでご確認ください。
2番目の夢は、叶いやすいのだそうです。
私の、あなたの、2番目の夢は何ですか。
次に6月19日(土)開催のドールワールドフェスティバルです。
無事に開催できるよう願います。
オビツ11の服が着れるであろう「珠世」もこちらでお披露目予定です。
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心を込めるとはこういうことか、と何度思ったことでしょう。
可愛くなれ、と願いながら作ります。
素焼き前のグリーンウエアをクリーニングする際には集中するために、耳の奥深くまで耳栓を突っ込んで音のない世界で作業します。目と電灯とグリーンウエアの距離はそれぞれ10センチくらいでしょうか。緊張しますし疲れるので一気にたくさんは出来ません。
そんな時には息抜きを。
それが先日触れた〇〇ロ。
確かに原型と石膏型を作った時は真剣でした。
上手く出来ますようにと願いを込めて作っていました。
ところが、鋳込みの段階でそれは変わります。
処分に困ったリサイクルスリップを使うので薄く鋳込む必要はありません。むしろ分厚いほうが早くなくなるかも、と期待します。それをかなり濃い目にして鋳込むのでとてもいい感じで抜けてしまいます。
1つヘッドをクリーニングする度に一つ〇〇ロを鋳込む。
そんなことを繰り返したたら滅多矢鱈と出来てしまった。
もちろん、素焼きで完成のつもりですし、丁寧なことは何もしません。
ポコポコ、ポコポコ無心で抜いていきます。
小さい人形を素焼きするの〇〇ロもついでに。
まだリサイクルスリップはあるのでまだ鋳込む…。
その結果こんなに出来てしまいました。
ちょっと雛罌粟人形堂のイメージが悪くなりそうなのでモザイクぼかし入り。
さずがにこれだけあると困ります。
そもそもの目的の外の植木鉢云々はもうしません。
身内に、畑に2,3個置いてみません?と提案したら笑っていましたが…。
それにもっと困ったのが、これだけあるのにまだ作りたい事と、これから数が減るのが嫌だな、と思い始めてる事。
リサイクルスリップの残りであといくつできるでしょう。
意外に石膏型は持ちそうですし、20個はいけるのではないでしょうか。
心はないつもりです、でもこの執着。
すでに心は持っていかれているのでしょうか。
そしてどうするこのドクロ。
]]>粘土で原型を作り、石膏でモールドを作る。ポーセリンスリップで鋳込んでクリーニング後、素焼きし磨いて本焼成。その後ペイントを重ねて焼き付け組み立てる。
ざっと書くと特別なことは確かに何もありませんが、実際に作るとなると、一つ一つに「より容易に思うような小さな人形を作る」為のアイデアを盛り込んでいます。
まず原型。
粘土一つにしても「盛りたい」「削りたい」「両方」とその人の作りやすさがあります。
オーブン粘土でも削りやすい、盛りやすいとそれぞれ特徴があります。求める作業性のために混ぜてみるのもなかなか奥が深い。手に入れやすい粘土を試して今はFIMOに落ち着いています。その他のオーブン年度についてはまたいつか。FIMOは私にはかなり使いやすく、お陰で手足も5本指で可愛く作る取っておきの方法を実現できました。
次に石膏型。
これは私が特に苦労した分野なので語ると鬱陶しいくらいに語りたいのでグッと抑えて。
鋳込みの際に、何故か同じ場所だけ剥がれてしまう(石膏型にスリップがこびりつく)のが不思議でしたが、夥しい失敗の結果、原因がわかったらあまりのしょうもなさにがっくり膝をついてしまいそうでした。「そんなこと誰も教えてくれない…」と甘えたことを考えたけれど、少し考えたらわかることわざわざ教えないか、と世の無料情報に改めて敬意を払うのでした。
鋳込みについてはかなり自信がつきました。
なんてことない「技」を積み重ねて、今では細かな指も折らずに抜けます。
…延々と語りたくなってきたので、またの機会にさせていただきますが、小さい物限定ですが作り方には自信があります。
いつか作れなくなってしまう前に、作り方を書き留めておきたいので本を出そう!という話ですが、眠くなったので明日以降に続きます。
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