何回やっても失敗する時は失敗しますし大いに落胆します。「作りかけのもの全部踏み潰してやるぅぅキィィィ!」とヒステリーを起こしてみたり。
悔しいのはクリーニング済ませたグリーンウェアを落とす、またはグリーンウェアの上にモノを落とすこと。そんな時は時間が止まるというか、自分の周りだけ全て動かない様な感覚に陥ります。
大袈裟ですけど、その時はそう思います。
先日そんな失敗をしました。特に苦労したパーツがバッキバキ。窓辺に乾燥中の石膏型をプレートに入れて並べてた→プレートが風に煽られて手前の植木鉢を倒した→置き場がなくて床に並べてたグリーンウェアを植木鉢が直撃。どうしてくれようかとワナワナと震えてみたものの、そもそも整頓してない自分のせいなので、植木鉢のクチナシが無事だったことを喜ぶことにしました。折れた枝はこの通り。
それにクリーニングしながらも気になる箇所があったので、これは「もっと良い物を作りなさい」という仏様のお告げかもしれない🌟、と気を取り直して…。
そして何週間か。
やっと気になってた部分を直して石膏型を作る準備が出来ました。
「木漏れ日」です。
こちらは童話の少女の扮装をさせたいと目論んでいます。
普段からオリジナリティに拘る余りに着想を借りることに抵抗を感じてますが、失ってしまったとある本を思い出し、もう手にすることは多分ない、夢中で読んだあの本を私の自己満足的に再現してみたいのです。
「可愛い人へ。お菓子の絵本」、夢が詰まった本でした。